おばあさんの話 | 怖い話まとめ【日本全国47都道府県別】

おばあさんの話一覧

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首吊りおばさん(千葉県船橋市)

Kさんは、船橋在住の十代の女性である。性格は天真爛漫で人を疑うようなことはしない。それが彼女の欠点でもあり良いところでもある。子供の頃からその素直な性格は変わらず、まっすぐ成長してきたタイプの女性だ。 彼女は幼い頃から、半透明の人が見えて...

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四月の老婆、他二編(群馬県高崎市)

二〇一六年四月上旬、週末のことである。S美さんは両親に用事があって、小中学生の子供三人を連れて実家へ行くことにした。また、御主人は職場の仲間たちから、公園で花見をしよう、と誘われていたので、一家五人は一緒に家を出た。 天気は快晴で、風のな...

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紫のバス 某病院にて(千葉県)

Kさんは子供の頃から霊が見えていた。生まれつき見えていたので、最初は誰にでも見えるものだと思い込んでいた。 友達の家に遊びに行った時、おばあちゃんがいた。「こんにちは」と挨拶したのだが、友達が妙な顔をする。 「誰に挨拶したの?」 訝し...

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白いひも(東京都)

都内でひとり暮らしをしているある女性の話。 ある夜、寝ようと床にはいると天井の角に白いひものようなものが垂れ下がっているのが見えた。そのひもの先に棒のようなものが見える。 (……?) 目を凝らすともうそれは消えていた。 気のせいだと...

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連打するお婆さん(東京都)

都内に住む鈴原さんは、夜間に居酒屋でバイトをしている。 ある日、いつものように夜遅く自宅の最寄り駅に戻ったときのことだ。 疲れた足で改札を抜けると、女性が自動発券機に立っているのが目に入った。 白いブラウスにつば広の帽子を目深にした、...

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ふたつの煙(鳥取県)

通信会社の代表をやっているKさんという人が、ポツンとこんな話を聞かせてくれた。 Kさんの実家は、鳥取県なのだそうだ。 ずいぶん前のある夏、故郷へ帰った。その夜は友人のお宅に泊まったという。 真夜中、胸苦しさにふっと目が覚めた。 電灯...

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イケブクロ(東京都)

桜が咲く頃、浅木さんが短大に入った頃の話だ。 彼女から見て母方の叔母が亡くなった。 東京・池袋の従姉妹の家を訪ねていたときだった。 近畿地方に住む叔母は死の前日、友達を訪ねる名目で上京していたのである。 ホテルを取るなら従姉妹宅へ泊...

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虫の知らせ(神奈川県)

神奈川県 K・M 男 35歳 設計士 私の家系には霊能者と呼ばれる人がいます。叔母さんがそれです。 叔母さんはお金をもらってお祓はらいとかしている人ではなく普通の専業主婦をやっています。叔父さんも普通の会社員です。しかし、親戚や近所の人...

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【長編】温泉婆(静岡県東伊豆町)

温泉婆その一 足湯 都内在住の静香さんには悩みが二つある。 一つは百貨店勤務で立ち仕事のため、常に足がむくんでつらいこと。 もう一つが、交際中の恋人からプロポーズされているものの、本当に将来の伴侶はんりょとして選んでいいのかどうか、気...

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湯灌 おばあちゃんの声 (静岡県伊豆市)

元号が昭和から平成に移り変わり、葉子さんは大学生になった。旅館でのアルバイトに慣れた葉子さんは、旅館の女将である叔母さんから随分頼りにされたそうだ。 ある夏の日の昼過ぎ、葉子さんは叔母さんから露天風呂の掃除をするように言われた。 連泊や...

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決断 (静岡県牧之原市)

和洋中と数々の飲食店で料理人としての腕を磨いてきた郁夫さん。いつかは自分の店を持ちたいと夢見ていた。 しかし、飲食店の廃業率は十年経てば九割程度と言われている。現に郁夫さんが以前いたフランス料理店も経営不振で潰れてしまった。料理の味は良か...